スキンレススポンジ
スキン層のない画期的なゴム押出スポンジ製品
「スキンレススポンジ」は通常押出成形品においては
必ず付帯する表面層(スキン層)がない、画期的な押出スポンジ製品です。
通常一般的に直線式熱風加硫装置による押出成形品におけるスポンジ製品は、高温熱風で成型時に必ず表面層にスキン層が成形されます。
「スキンレススポンジ」はその基本概念を覆した画期的な製品です。
スキン層がないにも関わらず、その独特の発泡構造により吸水率も低く、かつ断熱性や遮音性にも効果的であり、衝撃吸収性にも優れます。
また、一般的なスポンジ製品はスキン層があるためにドリルなどで穴加工(右写真参照)を行うと巻き付いてしまい一度ポンチなどで穴をあけた上でドリルなどでの加工を行いますが、スキン層が無いことからそのままドリルなどでの加工が可能なため、加工賃の削減が可能です。
穴加工例
特徴
衝撃吸収性
独特な発泡構造により
衝撃吸収性に優れます。
二次加工性
スキン層が無いため、
ドリル加工等の加工性に優れます。
経済性
ドリル加工時の前加工が不要となり、
二次加工費の削減が可能です。
低吸水性
吸水性が2%と低く一般的な
EPスポンジ製品と遜色がありません。
用途
建築・土木などの二次加工を必要とするガスケット、パッキン、シール材、吸音材、断熱材など。
用途は幅広く多種多様です。