HPフィラメント®
(PPタイプ)
独自配合で製作した反りの発生の低減を実現したPPフィラメント
「HPフィラメント®(PPタイプ)」は3D造形に於いて
非常に反りやダレが発生しやすいPPを弊社独自配合で低減した
MEX方式(材料押出積層方式)3Dプリンター用フィラメントです。
「PPタイプ」は3D造形を行う際に反りが発生し非常に造形が困難なPPを弊社独自配合で改良し、
反りの発生を低減したMEX方式3Dプリンター用フィラメントです。
一般的に3D造形におけるPPを造形する際には熱収縮が大きい為、定着用のPPテープが必要となります。
また、PPテープを使用しても反りの発生を抑えることが難しく造形エラーが度々起こるのが常です。
しかしながら本製品では造形が困難なPPを独自配合技術でPPテープを使用することなく、
安価なPE系養生テープと糊をつける事で造形することが可能であり、そのためPPシートの購入を抑えることで
ランニングコストの低減が可能です。
また、他社PPフィラメントに比べダレの発生を抑えられるため、オーバーハングやブリッジ部などの造形も
綺麗に行う事が 可能です。是非お試しください。
造形時の設定(推奨)
フィラメント径 : 1.75φ ±0.15mm
造形スピード : 60mm/sec以下
乾燥温度 : 90℃x3時間
備考 : 市販のPE系養生シートにのり付けを推奨致します
エクストルーダー(ノズル)温度 : 200~250℃
テーブル温度 : 80~100℃(大型造形は 60~100℃を推奨致します)
冷却 : 0~30(形状によって異なります)
反りの発生例
他社製PPフィラメントとのダレ比較
特徴
反り低減
PE系養生テープとのり付けを行う事で反り発生の低減が可能です。
コスト性
PP専用フィルムやテープを使用せず造形できるためコスト性に優れます。
造形性
ダレの発生が少ない為オーダーハングやブリッジ部などの造形に優れます。
※素材としての特徴です。造形物の性能を保証するものではありません。
用途
自動車部品、建材部品、機械部品、電気部品の試作用として、インテリア商品、雑貨、アウドア用品、スポーツ用品等
※使用環境により要求品質が異なりますので、ご採用にあたっては詳細な打合せが必要です。