3Dプリンターの素材や製品の造形について相談するなら 素材別完成部品の強度

2021年03月15日

3Dプリンターで製品を作る場合、様々な素材が用いられています。素材ごとに製造できる製品と強度が異なります。こちらでは素材別完成部品の強度と、その素材でできる製品の一例について3つの項目に分けて解説します。

【3Dプリンターで製品・部品を製造】素材別完成部品の強度~ポリカーボネート~

ポリカーボネートは、透明性・自己消化性・耐衝撃性に優れたプラスチック素材です。その強度は、ガラスのおよそ250倍、ポリエチレンやアクリルのおよそ30~50倍を誇ります。

高い耐衝撃性を持つため割れにくいことが利点ですが、表面が柔らかいため傷はつきやすいのが特徴です。美観を求められる製品の素材に利用する際は、扱いに気をつける必要があります。

ポリカーボネートは、主に安全性や耐久性が求められる製品や部品の素材に利用されています。例えば、スマートフォンに内蔵されているカメラのレンズやスマートフォンケース、CDやDVDのディスク、ヘルメット、サングラスなどです。また、医療機器や工業用部品、パーテーションなどにも活用されています。

3Dプリンターを用いた造形製作に用いられるポリカーボネートの強度について

【3Dプリンターで製品・部品を製造】素材別完成部品の強度~ナイロン樹脂~

ナイロン樹脂は、柔軟性を有していながらも、高い強度と耐熱性がある素材です。生活にとても馴染み深い素材で、衣類の材料としても活用されています。また、その他にもマニホールドやエンジンカバーなどの製品にも使われており、用途は多岐にわたります。

ナイロン樹脂には、下記のような種類があります。

・ナイロン6

耐熱性に優れているため、自動車の部品によく用いられています。

・ナイロン11

柔軟性に優れているため、形状変形が求められる製品に使われています。

・ナイロン12

強度だけでなく、靭性・耐摩耗性なども優れた素材です。主に機械部品や自動車部品の素材に用いられています。

3Dプリンターを用いた造形製作に用いられるナイロン樹脂の強度について

【3Dプリンターで製品・部品を製造】素材別完成部品の強度~ポリプロピレン~

ポリプロピレンは、強度と柔軟性に優れた素材で、特に折り曲げに対する耐性は目を見張るものがあります。薬品の耐性もあり、加工しやすいのであらゆる製品の素材として用いられています。

例を挙げると、玩具や文房具、自動車のパーツ、洗濯機などの製品です。その他には、おむつといった意外な製品にも使用されています。

デザイン性が重視される製品から機能性が求められる製品まで、どのような製品にも使えるので、あらゆるプラスチック製品の中でも特に汎用性に優れた素材といえるでしょう。

3Dプリンターの素材や製品の造形に関して相談するならホッティーポリマー株式会社へ

こちらでは素材別完成部品の強度と、その素材でできる製品の一例について紹介しました。

ポリカーボネートやナイロン樹脂、ポリプロピレン以外にも、3Dプリンターを用いた造形製作に活用できるものはたくさんあります。どのような製品を作りたいのかによって、使用すべき素材は異なります。

3Dプリンターの素材、もしくは製品の造形に関してお悩みでしたら、ホッティーポリマー株式会社にご相談ください。3Dプリンターの販売やゴム・樹脂などの素材を用いた造形製作を行っています。ご相談いただければ、3Dプリンターに精通したプロとしてアドバイスいたします。3Dプリンターの素材や製品・部品の造形に関するご相談は、お気軽にお問い合わせください。

3Dプリンターの素材や製品の造形に関するおすすめ情報

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所在地 本社
〒131-0032 東京都墨田区東向島4-43-8
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事業内容 ゴム・プラスチック製品の製造販売
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