ガスケットは保護・緩衝・気密・断熱などの用途で選べる～建築・産業分野に用いられるガスケットの素材～

2021年03月12日

建築・産業分野に用いられるガスケットの素材

建築・産業分野に用いられるガスケットの素材には、シリコーン、EPDM（エチレン-プロピレンゴム）、TPO（オレフィン系エラストマー）など、優れた特性を持つ、さまざまな種類があります。

・シリコーンゴム

液体の状態に触媒を加えることで硬化する、無味無臭の特性を持った素材です。耐熱性、耐寒性、耐オゾン性、耐候性、高耐薬品性、耐油性に優れ、特に耐寒性は低温環境に弱いゴム素材の性質をカバーするため、そういった環境作業においてはうってつけの素材といえます。

・EPDM（エチレン-プロピレンゴム）

合成ゴムの中でも耐オゾン性、耐候性、耐熱性、耐水性に比較的優れた性質を持つ素材です。ほかのゴムよりも比重が軽いため、工業用ゴム製品のほか自動車用の部品にも多く採用されており、最近では建築用の気密ガスケットや目地材などにも多く使用されています。

・TPO（オレフィン系エラストマー）

常温の状態ではゴムのような性質を持ち、高温になるとプラスチックと同様に成形加工が容易となる素材です。熱可塑性樹脂のためリサイクルも可能で、ダイオキシンの原因となる塩素も含まないため、環境にも優しいと需要が高まってきています。

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ガスケットは保護・緩衝・気密・断熱など求める用途から選べます

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お役立ちコラム

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会社名称	ホッティーポリマー株式会社（旧堀田ゴム工業株式会社）
所在地	本社〒131-0032 東京都墨田区東向島4-43-8
TEL	03-3614-4100 (代表)
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